私が最も長く勤務したのは、デンマーク企業でした。

「自由」が人生のテーマである私にとって、
そこでの学び、そして、経験は計り知れないものでした。

仕事を通じて考えさせられたことは、特に次の3つです。
1)「プロフェッショナルとして働くとは?」
2)「自分らしく自由に働くとは?」
3)「ダイバーシティ(多様性)のなかで働くとは?」

これらは今でも私の働き方に大きな影響を与えています。
 

ジェンダー・ギャップ指数(以下、GGI)という言葉を
聞いたことがある人は多いでしょう。

日本のGGIの順位は、136カ国中105位。

一方、デンマークのGGIの順位は8位。
そして、他の北欧諸国が1位から4位を独占しています。

105位と8位。
順位だけを見ただけでも大きな差があるのがわかります。
 

上司が秘書を経営を補佐をする「パートナー」と
認識していることは、
GGIの順位と関連性があることは確かでしょう。

日本では、
秘書は「言われたことだけをやっていればいい」存在とみなされ、
どうしても「補助職」というイメージがぬぐいきれません。

それゆえ、秘書の職業的地位は低い傾向にあります。

一方、デンマークでは、
秘書職は「専門職」だという認識が定着しているため、
秘書の職業的地位が確立しています。

そのため、年齢を重ねてもキャリアを構築し続けていくことが可能です。

秘書は「補助職」なのか、それとも「専門職」なのか。

考え方次第で、秘書がどのような活躍の場を与えられるのかが
決まってくるのは言うまでもありません。

いよいよ4月1日から「女性活躍推進法」が施行されます。

本当に秘書に活躍してもらいたいと思うのであればまず、
あたかも前提条件のように思われている

「秘書」=「補助職」

という概念について一度議論する必要があります。

どこまで活躍してもらいたいのか、
その期待値によりその議論の行く末が決まるでしょう。