年末になり寒さも厳しくなってきましたね。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、2016年に日本の秘書業界がどのように変っていったのかについ
お伝えしたいと思います。

私見(たっぷり?!)になりますが、
年始にブログにて「2016年は秘書元年」とお伝えしたとおり、
http://mitsukanoumachi.blog.jp/archives/2980576.html
そのような流れになったと、師走の今、深々と実感しています。

この1年私が最も時間を費やしていたのは、
企業様の秘書室(もしくは社長室)のミッションづくりや、目標設定(評価を含む)でした。

以前からお伝えしていますが、ほとんどの企業において秘書の目標は曖昧です。
目標が曖昧なのはまだいいほうで、明確な目標すらないという場合もあります。

これまでは「曖昧な目標」でもよかったのですが、
時代が変わり、
女性社員の活躍が注目されるなか
そうも言っていられなくなってきたというのが現状ではないでしょうか。

といっても、これまで秘書の教育もしてこなかったし、
ましてや秘書の目標について深く考えてきたこともない、
いったいどうしたらいいのかーーー。


そんななか、

「こんなに優秀な秘書がいるのに力が十分活かされていないのはもったいない」

とお思いになった秘書室長など秘書を統括する方々が「改革」を起こし始めました。

「秘書室の改革」が始まったのが2016年だった、と言えます。

まだ「秘書室の改革」に着手しているのは一部の大企業ですから、
2017年からさらに「秘書室の改革」がより多くの企業へと広がっていくことでしょう。

それぞれの企業が「変化をおこそう」としているのは間違いありません。
それを私は今年1年間、肌で感じてきました。

今年は、様々な企業の秘書部長・秘書室長の方、また、人事部の方とお会いさせていただきました。
この場を借りて、お会いした皆様にあらためてお礼申し上げます。

ひとりの力ではどうにもならないことであっても、
複数の人が集まると動かなかった壁も動かすことができます。
そんなシーンをたくさん見てきました。

特に印象的だったのは、
海外赴任から戻られた聡明な秘書室長の方が、
古い価値観をお持ちの役員の方と話しあい
8ヶ月かかりましたが、やっと役員の方々に受け入れていただき
新生秘書室」が誕生した企業もあります。

ただただ、感動でしたね。
目に涙を浮かばせた秘書が秘書室長に感謝の気持ちを述べていた瞬間は、
思わずもらい泣きしてしまいました。

貴重な機会に立ちあわせていただきありがとうございました

来年も「感動」の場面に遭遇できるよう日々精進してまいります。

良いお年をお迎えくださいませ☆

来年もどうぞよろしくお願いいたします。